心々の庭/cocononiwa

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     毎週月曜日

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      ※その他、不定休あり
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    ※改めて心々の庭より、確認のご連絡をいたします。
    誠に勝手ながら、FAX確認作業は夜間になりますので、
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おわび バージニアストック『パールピンク』について

バージニアストック『パールピンク』についての
おわびがあります。当庭にてお買上げ頂きました
花なし苗が、咲いたら白花であったということで
まず心よりおわび申し上げます。当庭においても
微量ですが白花、それとピンク花を確認しております。
花なし苗を扱うものとしての責任を果たすべく、ここで
少しご説明させて頂ければと思っております。

昨年2月21日に入荷しました白に近い淡い桃色の
バージニアストック(写真掲載品)が当庭の生産原木に
なっているのですが、花市場の発行伝票が(パール
ピンク)となっていました。最近まで私は、これが品種名
ではなく単なる花色分類だと思っていましたが、検索
してみるとこれが品種名であることがわかりました。
ジャパンガーデンネットというところでも紹介されていて、
かつてはバージニアストックに関しては品種は存在して
いないということでしたが、この『パールピンク』はその後
交雑でつくられた一品種かと思われます。

入荷時の記憶ははっきりとしていませんが、色合いと
してはこの白に近い淡いピンク系がおおよそで、多粒
播きになっている株もありその中にピンク花が少し
混じって咲いていたのも記憶しています。これは
2月21日掲載写真からもわかることです。当庭では
バージニアストックのタネからの育苗は初めての
ため、ライトピンク系からのとりまき品として紹介販売
してきましたが、品種としてパールピンクの存在の
確認がとれたため、ライトピンク記述から『パール
ピンク』からのとりまき品記述に変更しています。

当庭でも昨秋は多粒播きで育苗していてすでに開花が
始まっていますが、咲いているもののおおよそが『パール
ピンク』が咲いていますが、若干白花、ピンク花が出ています。
昨年入荷したパールピンクが純粋パールピンクで、当庭が
それから育苗したものがその子(1代目)とすると、遺伝の
法則によりパールピンクの交雑親となった色が若干出て
くるのも当然のことでありました。今回当庭がおわび反省
および今後のために学ばなければならないことは、ライト
ピンクからのとり播きという記述だけでなく、低い確率で
違う花色も咲くということを≪しっかり明示≫しなければ
ならないということです。

色の感覚については育ってきた環境により各々異なる
ものですが、市販の絵具や色鉛筆の定義に慣れてしまって
いるため、私たちの中に固定の共通観念ができているのも
事実かと思われます。したがってそれに極力したがって
花色を紹介していくべきなのかもしれません。以前に
≪~ブルー表記の実際は紫花≫についての記述を
したことがありますが、はっきり言えない微妙な位置に
ある花色の表記をどうしたらいいかというところも
注意しなければならないところのひとつです。

このバージニアストック『パールピンク』の花色は
ライトピンク系なのかホワイト系なのか、咲き進むと
完全に白花だと思われます。ただ、つぼみが大きく
なってくるとつぼみの色と咲きはじめは、これは
白ではなくやさしいピンク花です。また白花の
つぼみは観察してみるとピンクを帯びない白でした。

正直このバージニアストック『パールピンク』は
ピンクとついているのでピンク花を連想して
しまいますが、実際は白花と変わらないような
色合いで誤解を招いてしまう可能性があるお花の
ひとつかも知れません。アグロステンマに『桜貝』
というものがありますが、これも同じような問題を
起こしてしまうものかもしれません。

この度ご連絡頂きましたお客様には心より
お詫び申し上げます。このようなことになった
にもかかわらず、おやさしいお言葉を頂きました
ことに心よりお礼申し上げます。また、わたしの
見えないところで同じような案件が起きている
ことにつきましても心よりお詫び申し上げます。
でき得る限りの善処の準備がございますので
どうかお許し頂けましたら幸いです。

こういった問題を未然に防いでいくためにはただただ
勉強と経験を重ねていく以外にはないものと思って
おります。誠に申し訳ございませんでした。






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あるパターン その法則性

  『エンドウを注意深く観察して、親の特徴が
  子孫に再び表れるときに、あるパターンが
  あることに気がついた』
    ~メンデルの遺伝の法則の紹介より~

 ~1865年、この法則性が発表された当時は  
  誰からも理解されなかったという。その後
  植物だけでなく、あらゆる生物で遺伝の法則が
  成り立つことが明らかになっていく~

好きなお花からタネを採って咲かせてみたが、
全く違う花色が咲いた、またたくさんこぼれた
形跡があるのに植えた記憶のない花色が咲いて
いる、そういったことを多くの方が感じたことがある
と思う。とくにパンジー・ビオラにおいてはよくある
話だ。一昨年宿根性ビオラ『コルビネ』の採種に
成功し育苗してみたが、花色がコルビネである
ものはひとつも確認できなかった。花型はコルビネ
でありながら白だったり、白にうす紫の覆輪だったり、
丸みを帯びた花型のホワイトクリームだったり、
花色と花型は実にさまざまであり、実に不思議で
あった。

買ったタネでも花色が違うということはまれに
ありますが、可能性としては限りなく低いと
思われます。なぜなら種苗会社の準備タネは
このメンデルの遺伝の法則をもとに採取されて
いるからです。原種の自家採種なり、同原種の
交雑で確実に同じ形質が得られることがわかって
いるからです。メンデルはエンドウの深い観察
により花色や花型などの出現パターンの法則性を
見出したのです。メンデル以前にもこういった研究は
なされていたとのことですが、メンデル以前は雑種を
用いての研究だったので、結果が明瞭とならなかった
とのことです。

人の遺伝と同じで、そこに違う形の遺伝子が入って
くるとそこには古来からのいろいろな形が受け継がれて
いく。おじいちゃんの特性が、その子にではなく孫に
出るといったようなことを以前聞いたことがあるが、
これはメンデルの純粋エンドウの実験が物語って
いる。純粋紫花と純粋白花の交雑の第1代目(子、
よく目にするF1)は全て紫花、その1代目の子孫(孫)、
紫花の自家受粉および1代目紫花同士の交雑から
生まれる第2世代(孫、F2)は紫花が約75%、白花が
約25%ということである。F1・F2はもうすでに原種
ではない、これがいろいろな色・形と交雑していく
ことにより、採取したタネから優勢な違う色、違う形が
出現してくるのである。これが採種したタネから異なる
形質の花色・花型が出てくる理由である。

私のビオラ『コルビネ』がそうだったのだ、この場合は
色だけでなく、花型までもが異なっていた。ニゲラや
千鳥草、矢車菊などもこぼれて咲くものが最初に
植えた色とだんだん異なっていくというのは、ひょっと
するとこの遺伝の法則が関係しているのかもしれない。

だいぶ前の項で、原種系のエビと交雑されたエビを
同じ水槽で育てていくと最終的にどういうことになるか
というお話をしたが、やはり遺伝子の中の優位に立つ
部分がしっかり残っていくということだ。目に見えない
世界のことなので、とり播きによる生産はしっかり
データをとっていかないと、花色・花型に大きな問題を
生じてしまうということを深く心にとどめておかなければ
ならないな。




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自由の定義


つぼみが出来てきたフェリシアはまだ咲かない、
耐寒性はさほど強くない記述があったため、
いつやられるか、いつやられるかいつも心配
していたが、今のところ大きな問題は出ていない。
もちろん夜間はハウス内だが。

昨日星咲きアッツザクラと呼ばれるものの葉痛み
部分を手入れしていたら、株元につぼみの形成を
確認した。全体的に出来てきていてちょっとうれし
かった。すばらしい原木だったため、株分けにて
いい苗がつくれたわけだが、1ポットで何本の花が
咲くか実に楽しみである。正式名はスパラキシス・
カペンシスと言う、アッツザクラという名は、戦時中
アッツ島という島のこの植物に日本が勝手に命名
したということで、この命名に気分を害する方が
いらっしゃるかもしれないので、なるべくアッツザクラ
という名称を私としては使いたくないと思っている。

従軍慰安婦の問題も同じようなことで、当事者たちに
とっては決着などありえないのだ、原爆の問題も。
長い年月を経て、仮にその世界に当事者たちが
いなくなったとしても、おそらくその責任を後世を
生きるものたちがいつまでも背負っていくことに
なるだろう。

表現の自由があるということはとても幸せなことだが、
ひとの心を思いやれないような表現の自由など絶対に
あってはならない。





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ひょっとするとタネ播きのスペシャリスト?


ダメだ・・・眠れない・・・今日はあまり動かなかった
からか・・・

先日ハウス内チェックをしていたら、! 娘が秋に
播いたマロニエが発芽していた。アレンジのスペシャ
リストのところに行ってきた時に一粒もらってきたと
いうことだ。このところお会いする機会がないが、
ダウカスの件でお話があるので近日会いに行く
ことにしよう、ユーモアあふれる方なので、少し
元気を分けてもらうことにしたい。それと練習用の
ユリオプス『イエローエンジェル』もひとつだけ
発芽していた。昨秋タネのようなものができたので
試しに播いてみたが、やはりタネだったのだ。
2月下旬頃より早春のタネ播きが始まるわけだが、
そのときにあるタネ全部播いてみよう。それまでに
少しでもハウスを空けておかねばならない。

彼女が播いたスイートピーも順調だ、面倒を
見ているのは私なのだが・・・花には関心が
ないようだが、ひょっとするとタネ播きのスペシャ
リストになれる素質を持っているのかもしれないな。





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守れ! ~あの時、それは今この時~


ドキドキしながら小ハウス開放をおこなおうと
思ったが、今日も思いのほか空気が冷たかった
ので、側面開放しながら1棟ずつ開放・点検整理
した。何よりも心配したのは茎の凍裂症状だ。
この症状は太い茎や伸びた茎葉に現れることが
多い。以前にギリア・レプタンサ、宿根リナリアに
生じた凍裂症、今年はヘリオフィラに発生、バック
小ハウスで生じたヘリオフィラの凍裂部を今日
切除した。下部が今後頑張ってくれることを願う
ばかりである。チェック中、ゲラニューム『ホワイト
ロビン』とペラルゴニューム『イオカスタム』の
伸びた葉に凍裂を確認、これは葉の切除で
済んだのでよかった。それとストック、これは
私の練習用だが、全部ではないがこれには
重症のものがあるかもしれない。4月頃千葉を
想わせる彩りと香りで皆様をお迎えしようと密かに
計画していたが、ダメかもしれないな・・・

細かい所までは見れなかったが、大まかな凍裂
症状はこの程度である。先日水戸でマイナス8℃を
記録したが、0、1ミリハウス内での大きな痛み・弱りは
確認できなかった、とりあえずホッとした。

しかしながら販売品の中で重度のダメージを
受けたものがある。管理ハウス内で凍った
パンジー・ビオラだ。凍った後融けない状態で
冷たい風に当たって夜また凍る、この繰り返しで
もう戻れなくなっているものがある。入荷した
ばかりのものではない、もう12月より寒さに
当たってきたものでもそうなのだ。今年は特別だ
というのは理由にならない、これは明らかに管理
ミスである。管理場所の日当たりとビニールの厚さの
問題だ、今年は特別なのかもしれないが、今冬より
夜間の商品の管理ヤードを別場所へと変更する、
もちろんビニールの厚さも。

12月に入荷した花かんざしの花首も少しやられた。
スノーランドのまだやわらかかったものも少しダメージを
受けている。みなさんにはとくに促成ものに関しての
徹底した守りを切にお願いしたい。

これだけ寒くても花をしっかり守ることはできる、
『あの時こうしていれば・・・』と後になって多々
後悔することがあるが、≪あの時≫というのは、
それは≪今この時≫なのである。

この報告がお花を守るうえでのなんらかの
お役に立つのであれば幸いです。





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