心々の庭/cocononiwa

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どんな想いで


久々に降った雪、そんないつもと違う光景が
いろいろと心に訴えかけてくるというのは
私だけに限ったことだろうか?

雪が降ると子どもたちはどうしてあんなに
喜べるのだろうか、そういう気持ちを私は
どこかで忘れてしまった、大人になるとは
そういうことなのかもしれない。だから今の
私には子どもには見える妖精が見えないし、
子どもの気持ちをなかなか理解してやれない。

今回の雪は思った以上によく降った、ある
程度の守りの準備が終了していたので、
その夜の見張りは必要ないと思ったが、
やはり不安な気持ちでいっぱいだった。
バックの小ハウス、とくにビニールをつなぎ
合わせたハウスがつぶれていないかが
心配だった。学校に行く娘を集合場所に
送った後、歩いて足早にお店に向かった。
不安な気持ちで歩いていたため、その短い
距離がとても長く感じた。私の頭をよぎって
いたのは、一昨年のすごい台風のときの
店舗に着いた時のあの光景だ。あの光景の
再来だけはもう味わいたくない・・・味わいたい
のは、我が花なし育成苗たちが次々に当庭
より旅立っていくその光景だ。

店舗に着いたとき、まずおそるおそる外観を
見まわしたが、大きな問題はなさそうだった。
次に屋根の上の雪も全く問題なし、既に溶け
始めていた。ハウスには思った以上の雪が
積もっていた。「潰されたか・・・」と思ったが、
ビニールがたるむもしっかり我が苗たちを
守ってくれていた。ハウスやブルーシートに
積もった雪の除雪に1時間半くらいかかったが、
とりあえずは大きな問題はなかったようである。
ビニールの張り直しや細かい所のチェックは
明日おこなうことにしよう。

明日の明け方から3日間ほどは我が育成苗たちに
とっても試練の3日間となるだろう、マイナス5℃前後
が続く予報だ。最高気温も5℃前後の日が続くようだ、
試練に試練、この試練をくぐり抜けた暁には、我が
育成苗たちも晴れて精鋭となれることだろう。

今日はまだ雪が残る中、歩いて娘を迎えに行った、
こんな機会はほとんどないだろう。通学路を歩きながら
彼女が見ている光景がどんなものなのか、どんな想いで
毎日歩いているのかを考えてみると、なんだかとても
悲しい気持ちになった。もっと一緒にいる時間を大事に
しなければならないのに・・・

帰る前にディスカウントスーパーでおやつを買って
あげた。100円までのものと決めていたが、欲しいと
言ってきたのは250円ほどのミニカプリコ10本入り
というものだった・・・238円とかいてあるのに『いくら?』
とか『たかい?』とか聞くのだ。となりに68円のチップスターが
あったから「こっちでいいんじゃない?」と言ってみたが、
別のものを選ぼうとしているその姿を見ていたらなんだか
とてもかわいそうになってきて、悩んだが買ってあげた。
うれしそうだった。こんなことしかしてやれないのかな・・・

私はといえばミニカプリコを買ってあげたため、パリンコを
一袋あきらめた、でもそうしてよかったかなと心から思う。
帰り道、いっしょにパリンコを食べながら帰ってきた。
通学路にいるワンコの話や朝転んでしまった話、それと
雪に埋もれてしまっていた花壇に植わっていたパンジーを
見て「かわいそう・・・」というようなことを言っていたこと、
私たちが背負っているものを彼女の中にかいま見た瞬間
だった。

娘にはかまってやれていない、この7年というもの・・・
ものごころつくようになってから数年、彼女はどんな
想いで私と接してきたことだろうか・・・おそらく彼女の
中では花屋という世界が《美しい世界》というよりは
≪受け入れがたい世界≫となっているにちがいない。
ある教育学者が『教育の中心任務は世界の美的表現に
ほかならない』ということを言っていたが、今の私には
彼女にこの世界の美しさを見せてやることはできないの
だろうな・・・



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