心々の庭/cocononiwa

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どちらが得か ~一長一短を考える~


春に小さなポットで花がついた苗を求めるのが
得か、秋から早春にかけての小さな苗を育てて
いくのが得か、少し考えていきます。

春の小さなポットで花がついた苗を求める時の
メリットは、寒い冬の間管理しなくても花つきを
楽しめるということや、小さなサイズなので
寄せ植えに使いやすいということなどが言えます。
デメリットとしては株の成長が遅れているので
花芽の数が減り長くは楽しめないということや、
温室ものの促成品の場合、急激な温度変化に
対応できない危険性があることなどがあげられます。
また、宿根草苗に関しては小さいと咲かない株が
出てきたり、既に出荷が終了してしまっているものは
もう求めることができないこともあります。

一方秋から早春にかけての小さな苗を求める時の
メリットは、株がある程度大きくなってから花芽の
形成に入るため花数が断然多くなるということや、
暑くなってくる4~5月の気温の急激な変化に対応
しやすいということなどが言えると思います。
デメリットとしては寒い冬を乗り切らなければならない
ため、耐寒性にやや不安のあるものについては
途中でくじけたり生育不良を起こす危険性をはらむ
ことがあげられます。また、大きくしたくない方にとっては
株にボリュームと高さが出るためあまりよろしくない
ことになります。

双方のメリットとデメリットについて考えられることは
まだあるかもしれません。「どちらが得か」ということに
関しては各々が決めることなので決定づけることは
できませんが、育てるお花の耐寒性や流通量などから
総合的に鑑みて決定して頂ければいいと思います。

耐寒性一年草系の早いうちの定植については、
寒さで葉痛みや致命的なダメージを受けることが
あるので、ブラックレースフラワーやカンパニュラ
などの耐寒力に不安のないものの定植については
秋のうちに行い、ギリアやビスカリアのようなやや
不安のあるものについては、3月中旬以降を目安に
行うのがいいと思います。

結論としては、どちらを選んでも一長一短があります。
しかしながら大きな結果を望むのであれば、秋、もしくは
早春からじっくり育てていかれることを「私は」おすすめ
しています。今後秋から育てているいろいろな花の
見本鉢が見事に咲いてきます。今から育てたのでは
とうてい間に合わない見事な容姿です。寒い冬を乗り切った
そのたくましさを感じさせます。最初は花などついていない
小さな小さな苗ですが、かけた時間と愛情が物語る見事な
姿になることを当庭にてご紹介していきます。


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