心々の庭/cocononiwa

    ■7月の定休日のお知らせ
      毎週月曜日・第4日曜日
      ※ただし、第4日曜日の翌日の月曜日は、営業致します。
      (状況により休む場合も御座います)
      ●営業時間:10:00~17:00

    ■電話でのお問い合わせについて
      移転に伴い、新店舗の電話番号が変更になりました。
      前店舗(鯉淵町)の番号は当店ではありません、ご注意ください。
      新たな電話番号は、ただ今準備中です。
      お客様にはご迷惑をおかけしますが、公開までもう暫くお待ちください。

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王国のルリマツリ


ルリマツリというとやさしい淡い青花で近年多くの
お問い合わせを頂く素敵プランツのひとつになって
います。プルンバーゴの名でも流通していて、青花の
ほかに白花も存在します。このよく知られたルリマツリ
とは別のもうひとつのルリマツリが存在します。イソマツ科
という点では同じですが全く違うものであり、[ブータン
ルリマツリ]と呼ばれています。日本との親交が深いかの
ブータン王国の国名が当てられていて、珍しいものでも
ありませんが、めぐり会いの少ないものかもしれません。
学名をケラトスティグマ・グリフィシーといい、チベット方面を
原産とする強耐寒性落葉低木です。夏明けから咲き出す
小さな深い青花がとてもきれいで、当庭においては売れ筋の
ひとつとなっています。また秋の深まりとともに葉が赤く紅葉
するのがとても美しいのも魅力のひとつです。高さ150cm
くらいに立ち上がりながらややしだれる姿も味があります。
プルンバーゴとは違いますが、戸外で越冬しうる別のルリマツリです。

昨年の移転の際、無理な掘り上げで原木が調子悪くなり、
その時のわずかな部分のさし芽でなんとか生命をつなぎました。
例年通り後日花市場からの入荷もあるかもしれませんが
当庭でつないだ若き先発隊をお使い頂ければ幸いです。

なお別種の『ブルーサファイア』という品種が初夏頃に少し
出回ります。これはケラトスティグマ・プルンバゴノイデスと
いうもので、《ルリマツリもどき》とも呼ばれているものです。
この品種はブータンルリマツリ(グリフィシー)よりも早くから
開花する60cmくらいの矮性種です。花姿が似ているので
ラベルがないとわかりませんが、お買い求めになられる際、
庭に植えられる際はくれぐれもご注意ください、プルンバゴ
ノイデスの場合、いつまでたっても大きくなってこないので・・・
『いつまでも大きくなってこないんですが・・・』とのご質問を
一度お受けしたことがありました・・・心よりお詫び申しあげます。
高さの記載等、注意してまいります。

ミューレンベルギア・カピラリスなどとならび秋の素敵プランツの
ひとつかと思われます。そんな素敵なブータンの風をみなさんに
お届けできればと密かに想っている次第です。



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コスモスとつきますが・・・コスモスです

チョコレートコスモス、学名をコスモス・アトロサンギネウス
と言います。正真正銘のコスモスです。メキシコを原産とする
キク科の半耐寒性宿根草(冬期落葉性)で、そのシックな花色
からとても需要の多い素敵プランツのひとつとなっています。
また花にチョコレートのような甘い香りがあるのも人気の
理由かと。原種のコスモスで、残念な話ですが近年自生種は
絶滅したとも言われているようです。宿根草ではありますが
高温多湿には注意が必要で、冬期も霜よけが必要で、夏越しが
できなかったり冬越しができなかったりする事例が多いようでしたが
近年改良がすすみ、性質がより強くなった品種が生み出されて
きています。暑さにより強く分岐性に優れたコンパクトな改良種
『チョカモカ』や一番原型に近いと言われる改良種『ショコラ』、
色の幅を増やすためにキバナコスモスとの交配で生み出された
『ストロベリーチョコレート』や『ノエルルージュ』など素敵な品種が
存在しますが、近年の温暖化の影響もあり冬越し出来る事例が
多くなってきているようです。

チョコレートコスモスの出荷については春の出荷がいまいち
増えてこない現状です。秋にはたくさんの出荷がありますが、
コスモスなので、まぁ仕方ないのかな、とも思いますが、
春にもしっかり準備できるように努めています。当庭で
生産できるのは元祖アトロサンギネウスのみですが
改良種に比べ耐寒性耐暑性に劣るとも言われますが、
上手に管理して素敵に咲かせて下さい。冬期はハウス内
管理が安全で地上部は完全に落葉させるくらいの寒さに
当てて休眠させたほうが植物のためになるかと。3月くらいに
株元から新芽が芽吹くのでご安心を。問題は夏越しで
日照は日なたで紹介されていますが高温多湿を嫌うため
夏は明るい半日陰地に置くしかないかな、春の花後夏に向かい
伸びたままでそのまま放置すると乾いて水やりの回数が増える
ことで根が温められることが増え、株にとっての負担も増えるため
夏の開花は諦めてしっかり切り戻し秋の開花に備えるのが得策かと。

改良種のチョコレートコスモスは花市場からの入荷に任せます。
生長してくるとちょっとほわっと伸びるかな、元祖チョコレート
コスモスですがお使い頂ければ幸いです。

夏を乗り切ったチョコレートコスモスは、秋にここぞとばかりに
咲き誇ります。





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トルコとつくのにトルコじゃない・・・

トルコキキョウには素敵な品種がいっぱいあります。
切り花業界ではたくさんの品種が出回っていますが
鉢花業界にまではまだ広がってきていない現状です。
以前より『鉢物でももっと品種が増えればいいのになぁ』と
思っていましたが、調べてみるとどうやら鉢物にまで回って
こない事情がありそうなのです。

トルコキキョウなので原産はトルコ?かと思われますが
『ノンノン』原産地はアメリカ南部からメキシコにかけて
なのだそうです。トルコとつくのにトルコじゃない・・・
勉強不足でした・・・しかもキキョウとつくのにキキョウ科じゃ
ない・・・リンドウ科なんですって、まぎらわしいったらありゃしない
(プンプンっ)、日本へは大正時代にやってきたようで、諸事情あり、
多くの品種が日本で改良され、生み出されてきたようです。
トルコキキョウには農林水産省への登録品種が多く、すなわち
利権の守られている品種が多く、許可を得ないとつくることの
できない品種がいっぱいあります。このことが生産が切り花業界に
留まってしまっている大きな理由なのかもしれません。

トルコキキョウについては育苗がやや難しいとされている植物の
ひとつと言われていますが、生長してくると乾燥気味を好むため、
どうしても高温多湿の日本の気候には合わないということです。
真実かどうかはわかりませんが、「原産地では生長初期が雨季に
当たることから幼苗期は比較的水を多めに与えて育て、原産地で
生長した時期は乾期にあたるため生育後は乾かし気味に育てる」
という記述を以前どこかで見たような記憶があります。

今期2月末に播いたものが先日やっとものになりました。発芽から
2ヶ月くらいたってもずっと微小な状態でいたので『この子大丈夫
かしら・・・』と日々心配していました。播種から5ヶ月もかかって
しまいましたが、とりあえずまあまあよくできました。今期はサカタの
タネさんの大輪咲きミックスのタネでの育苗となりましたが、今後も
当庭で生産の許されるもので素敵な品種があれば、引き続き生産に
取り組んでいくつもりです。力量不足で数量まとまりませんでしたが
お使い頂ければ幸いです。

なおトルコキキョウの学名は[ユーストマ]といいます。キキョウの学名は
〈プラティコドン〉、まったく違うものでした。





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希望の光

何かを手掛けるとなかなか結果の出ない私ですが
今回の言わば無謀とも言えるこんな暑い時期の
タネ播きにおいて、希望の光が見えています。
アンチューサ『ドロップモア』、サルビア『ターゲスタニカ
アルバ』、シダルセア『ビアンカ』も発芽してきていました。
発芽適温20℃前後と言われているものが多いですが、
気温ではなく地温なのだなと実感しています。タネ床の
土の中の温度は意外と低いのかもしれません。
しかしながら発芽=成功というわけではありません。
今後地表面の温度は更に上がっていくでしょうし、
発芽した幼葉がこの暑さに耐えていけるだろうか、
心配です。タネ播きしていてよく感じることは、幼葉は
一見弱そうに見えますが意外と強いということです。
彼らがこの苦しい状況をなんとか切り抜けていけるよう
しっかりサポートしていきます。

挿し芽の発根はまだあまり確認とれていません。当庭のホープ
としてはアンドロサセ・ラヌギノーサ(雪かすみそう)、クナウティア
『サンダーアンドライトニング』、ディセントラ『ゴールドハート』、
ハレリア『エレプティカ』、フロックス『ジェイド』、マルバ『ブルー
ファウンテン』、メリティス・メリソフィラム、リナリア『アプリコット
チャーム』などですが、このあたりがしっかりまとまってくるならば
当庭もそれなりに商品力が強くなれるかな、『各人暑い夏を
なんとかくぐり抜けてくれよ!』

とにかく暑く、この先どうなるかわかりませんが、希望が持てる
今日この頃です。






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秋の魅惑の紅霧


かつては雑草のように扱われたイネ科プランツですが
近年は偏見なくたくさんの方に愛されつつあるようです。
以前ご紹介した春の素敵イネ科プランツ〈ホルデューム・
ジュバタム〉、花が咲いてくるまでほんと連れていって
もらえないかわいそうなプランツのひとつだったかな・・・
こういうものは花のつく一歩手前で準備したほうがいいのか、
その時小さい苗で用意してもあまり結果は望めないし
大きい苗を用意するとなればバックでいつまでも管理して
おかなければならない・・・やはり花がついていなくても
しっかり連れていって頂ける確固とした販売力を身につける
ほかないか・・・

さて、今春大きな収穫がありました。かねてより当庭において
数のまとまってこなかった素敵イネ科プランツ〈ミューレンベルギア・
カピラリス〉が今春しっかり発芽しました。秋にキラキラとても
きれいな紅色の花穂をあげる素敵プランツで、まさに秋の魅惑の
紅霧です。5年くらい前に流通の増える兆しが見えましたが駄目でした。
アメリカ原産の強耐寒強耐暑の常緑性宿根草、草丈1mくらいになります。
当庭でも3年ものの大株をもっていますが、花の時期になると
とても美しく多くの方の目をひくようです。

調べてみたのですが春播きの場合、本格的な開花は翌年からに
なるようで、それはすなわち今年は咲かない株が出るということです。
現状下かなりモリモリした苗になっていますが、絶対的な開花は
お約束できない状況です。現に一昨年秋に播いて春に発芽した苗は
確かに咲かない株が出ました。その一部が現状開花見込みの
中ポットで販売されているわけですが、今年の新苗は生育スピードも
かなり早くひょっとしたら花が間に合うのではないかと思っていますが
なにぶん目に見えない領域のことゆえ、咲かない株が出た場合は
どうかお許しください。開花を迎える9月頃までに出来る限り大きな株に
仕上げていきます。

そんな素敵なミューレンベルギア・カピラリス、お使い頂ければ幸いです。
秋の雨後、パァーっと晴れてきた時のその花穂の輝きは、スペシャル級です。




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