心々の庭/cocononiwa

    ■定休日のお知らせ
     毎週日曜日

     営業時間:10:00~17:00
      ※その他、不定休あり
      ※悪天候により、休む場合もございます。

    ■電話番号
     ご連絡等は、下記の番号へお願いいたします。
      029-306-8232

    ■FAX番号
      029-350-1755
    お名前、住所、電話番号を御記入をお願いいたします。
    ※改めて心々の庭より、確認のご連絡をいたします。
    誠に勝手ながら、FAX確認作業は夜間になりますので、
    お時間をいただく場合がございます。

≫ EDIT

あるパターン その法則性

  『エンドウを注意深く観察して、親の特徴が
  子孫に再び表れるときに、あるパターンが
  あることに気がついた』
    ~メンデルの遺伝の法則の紹介より~

 ~1865年、この法則性が発表された当時は  
  誰からも理解されなかったという。その後
  植物だけでなく、あらゆる生物で遺伝の法則が
  成り立つことが明らかになっていく~

好きなお花からタネを採って咲かせてみたが、
全く違う花色が咲いた、またたくさんこぼれた
形跡があるのに植えた記憶のない花色が咲いて
いる、そういったことを多くの方が感じたことがある
と思う。とくにパンジー・ビオラにおいてはよくある
話だ。一昨年宿根性ビオラ『コルビネ』の採種に
成功し育苗してみたが、花色がコルビネである
ものはひとつも確認できなかった。花型はコルビネ
でありながら白だったり、白にうす紫の覆輪だったり、
丸みを帯びた花型のホワイトクリームだったり、
花色と花型は実にさまざまであり、実に不思議で
あった。

買ったタネでも花色が違うということはまれに
ありますが、可能性としては限りなく低いと
思われます。なぜなら種苗会社の準備タネは
このメンデルの遺伝の法則をもとに採取されて
いるからです。原種の自家採種なり、同原種の
交雑で確実に同じ形質が得られることがわかって
いるからです。メンデルはエンドウの深い観察
により花色や花型などの出現パターンの法則性を
見出したのです。メンデル以前にもこういった研究は
なされていたとのことですが、メンデル以前は雑種を
用いての研究だったので、結果が明瞭とならなかった
とのことです。

人の遺伝と同じで、そこに違う形の遺伝子が入って
くるとそこには古来からのいろいろな形が受け継がれて
いく。おじいちゃんの特性が、その子にではなく孫に
出るといったようなことを以前聞いたことがあるが、
これはメンデルの純粋エンドウの実験が物語って
いる。純粋紫花と純粋白花の交雑の第1代目(子、
よく目にするF1)は全て紫花、その1代目の子孫(孫)、
紫花の自家受粉および1代目紫花同士の交雑から
生まれる第2世代(孫、F2)は紫花が約75%、白花が
約25%ということである。F1・F2はもうすでに原種
ではない、これがいろいろな色・形と交雑していく
ことにより、採取したタネから優勢な違う色、違う形が
出現してくるのである。これが採種したタネから異なる
形質の花色・花型が出てくる理由である。

私のビオラ『コルビネ』がそうだったのだ、この場合は
色だけでなく、花型までもが異なっていた。ニゲラや
千鳥草、矢車菊などもこぼれて咲くものが最初に
植えた色とだんだん異なっていくというのは、ひょっと
するとこの遺伝の法則が関係しているのかもしれない。

だいぶ前の項で、原種系のエビと交雑されたエビを
同じ水槽で育てていくと最終的にどういうことになるか
というお話をしたが、やはり遺伝子の中の優位に立つ
部分がしっかり残っていくということだ。目に見えない
世界のことなので、とり播きによる生産はしっかり
データをとっていかないと、花色・花型に大きな問題を
生じてしまうということを深く心にとどめておかなければ
ならないな。




| いろいろ | TOP↑

≫ EDIT

遅れたものから ~青紫のボンボン花~


昨秋発芽のかなり鈍かったギリア『レプタンサ
ブルー』、ようやく上がりました。まだ少し小さめ
ですが生育は早いほうなのでご安心を。

昨秋9月末に播種したレプタンサホワイトは
ばっちり発芽した。播種時期の問題では
なかったのだ。ギリアに関してはトリコロールも
発芽不良で、こんな年もあるのかなと思った。
アグロステンマ『オーシャンパール』が発芽不良
だったが、これは覆土が少し厚すぎたことが
原因だった。シレネ『ピンクピルエット』の発芽も
よくなかったので、発芽しなかったときはすぐに
タネをとりよせなければならない。でないと無駄な
作業で自分の首をしめることになる。

昨年の大ガーデニングショウにも使われた
かわいらしい青紫のボンボン花、お使い
頂ければ幸いです。

ギリア『レプタンサブルー』
ハナシノブ科一年草 / 北アメリカ西部
耐寒性(霜よけ・ハウス型) / 冬期常緑性
耐暑性(弱) / 日なた
花期  春
草丈  ~60cm程 / 切花可

白花からのとり播き品はすでにモリモリだ、
しかしギリアは凍裂症状が出るもののひとつ
なので、極寒期にあまり大きくしないほうが
いいかもしれない、とくに寒冷地においては。
こぼれダネで出たものはそのまま冬を越して
しまうことがある。寒さには強いほうだと思う。
株元付近の少し伸びたところが茎割れするので、
初冬から育てこんでいく場合はそういった点に
注意したい。

それと、これはタネ播きのスペシャリストが
言っていたことだが、花がついていない苗の
状態で白と青紫の判別ができなくもないとの
ことである。観察してみると確かに白花のほうは
葉の吹き出し部分の黒みが少ないような気がする。
ネモフィラのホワイトとブラックの葉に入る斑点も
そうだ。しかしながら絶対とは言い切れない、
だから販売の観点からいうと、購入できるものは
購入したほうがいいということだ。種苗会社が
販売しているタネはおそらく統計学見地から
しっかり遺伝子検査されているものと思われる、
いやされていなくてはならない。そうでないと
咲いたら色が違かったということが頻繁に起きて
くるからだ。

・・・またいつもの悪癖が出た、このあたりで打ち
切ろう。考察したい続きについては次項でまた
長々と記述することにしたい・・・





| 市場外商品 | TOP↑

≫ EDIT

再生待ちのフレンチラベンダー


4月に入ると花つきのラベンダーの出荷シーズンに
入る。ラベンダーも実に品種が多く、とうてい販売
しきれるものではない。当庭では主にフレンチ系
ラベンダーの『キューレッド』と『オーシャンブルー』を
計画販売してきたが、かなり旧式なため違う品種に
切り替えていこうと思っている。昨日は昨年つくり
過ぎで持ち越し、ちょっと劣化していたフレンチ
ラベンダー『オーシャンブルー』を13、5cmの
中ポットに植え替えた。どこまで再生できるか
わからないがきれいに戻ってくれたらラッキーかな。

昨年から《バンデラ》なる上記旧式2品種の改良系が
流通し出している。矮性小型種で実生系だということだ。
アレンジ用で考えればこの品種の扱いに切り替えたほうが
良さそうだ。

イングリッシュラベンダーの計画も今後立てていく。
昨年一昨年より練習に入っている。とくに想いが
あるのは『羊蹄(ようてい)』という品種だ。そう、
北の大地《羊蹄山》の羊蹄だ。見栄えがさほど
変わらない場合、決め手となるのはやはり
名前かな。それとロゼア、アルバ、それと
花穂の短い『レディ』かな。

あと『グロッソ』もお忘れなくお使い頂ければ
幸いです、大きくなるといっぱい遊べるという
ことですから。




| 市場外商品 | TOP↑

≫ EDIT

美しい色がのるタイミング

12月前後に入荷したタイム『フォックスリー』の
葉の先端部にきれいな色がのってきた、霜の
直撃が回避できれば地上部は落葉しない、
当庭では寒さに強いピンポイントアレンジリーフ
として扱っていたため、落葉せずとてもいい状態だ。
春から秋にかけての葉色に見慣れているためか、
低温期に見せるなんとも言えない赤みがかった
この葉色には個人的にとても魅かれる。《早春の
はつゆきかずら》とでも言えようか、とても美しい。
タイムにもそうとう種類があるが、私が個人的に
このフォックスリーに惹かれれているため当庭の
準備品のひとつになっている。出現当初は《フォックス》
の名がきつねと関係しているものと勝手に思い込んで
いたが、全く関係はないようだ。北の大地に生きる野生の
狐のあの鋭いまなざしとたくましさが名の由来であれば
私としてはうれしかったのだが。

アベリア『コンフェッティ』もまるで絵具で塗られたような
美しい色合いになっている。また、ほぼ落葉中だが
フロックス『モントローザトリカラー』もなんとも芸術的な
色合いを見せている。パンジーやビオラも現状深い
花色と化しているが、現状低温期ならではの美しい花色・
葉色がのるタイミングにさしかかっていると言える。

当庭育苗中の第2波のフォックスリータイムは
3月上旬頃を予定しています。アレンジ用に小さく
つくりながらガーデンでも使えるような形で仕上げて
いこうと思っています。





| 市場外商品 | TOP↑

≫ EDIT

自由の定義


つぼみが出来てきたフェリシアはまだ咲かない、
耐寒性はさほど強くない記述があったため、
いつやられるか、いつやられるかいつも心配
していたが、今のところ大きな問題は出ていない。
もちろん夜間はハウス内だが。

昨日星咲きアッツザクラと呼ばれるものの葉痛み
部分を手入れしていたら、株元につぼみの形成を
確認した。全体的に出来てきていてちょっとうれし
かった。すばらしい原木だったため、株分けにて
いい苗がつくれたわけだが、1ポットで何本の花が
咲くか実に楽しみである。正式名はスパラキシス・
カペンシスと言う、アッツザクラという名は、戦時中
アッツ島という島のこの植物に日本が勝手に命名
したということで、この命名に気分を害する方が
いらっしゃるかもしれないので、なるべくアッツザクラ
という名称を私としては使いたくないと思っている。

従軍慰安婦の問題も同じようなことで、当事者たちに
とっては決着などありえないのだ、原爆の問題も。
長い年月を経て、仮にその世界に当事者たちが
いなくなったとしても、おそらくその責任を後世を
生きるものたちがいつまでも背負っていくことに
なるだろう。

表現の自由があるということはとても幸せなことだが、
ひとの心を思いやれないような表現の自由など絶対に
あってはならない。





| いろいろ | TOP↑

≫ EDIT

二つ目の全滅


≪ハウス型にはそれなりの理由がある≫

今期私の練習品であったゴデチャ『フルーツ
パンチ』、順調に育っていたが、今日摘芯して
いたら ! たいへんなことになっていた。茎が
ペッタンコになっていたのだ。今までで一番
ひどい凍裂症である。それなのにまだダメに
なっていない、よくふんばっている。とりあえず
そのままにしておくがたぶん、いやぜったい
ダメだな・・・あれでは・・・ディディスカスに続く
二つ目の全滅品かな・・・

明日ゴデチャ『ブルーマジック』も見ておかな
ければならんな・・・


| 市場外商品 | TOP↑

≫ EDIT

動き出してきた者たち 

売場小ハウスにある花色テスト用の千鳥草が
急にモリッとした、あんなに小さかったミオソティス
『モナミブルー』もグングン大きくなってきている。
「こんなに大きかったかなぁ」と思う瞬間がときどき
ある、昔はそういう瞬間がもっともっとあったらいい
なぁとも思ったが、最近は順番に出来上がるように
コントロールしているため、こういう瞬間はときどき
あるくらいでちょうどいい。

今日も我が青い苗を連れていってくださった方が
いらした。先日の紅のポテンティラの項を見てくれた
とのことで連れていってくれた。それとアネモネの
ミストラル、不定色でもかまわないと言ってくれた。
鉢植えのほうがつぼみが大きくなってきていたので、
何色かな?とつぼみを開いて見ていたら、『いじっちゃ
いけないって書いてあったよねぇ』とつっこまれた、
ニヤニヤしながら。まちがいなく私の反応を楽しんで
いたにちがいない。それとうれしいかな、アネモネ・
フルゲンスと千鳥草、セントーレア『イエローサルタン』、
クリサンセマムコンビネーションのご依頼を頂いた。
3月上旬頃のお渡し予定となっている。植えつけに
ご不安があるのであれば、納期に関してもご相談
ください。でき得る限りご希望にそえればと思って
おります。

また、シノグロッサムのブルーとピンク、シレネ
『ピーチブロッサム』、ニゲラ『アフリカンブライド』、
ビスカリア『ブルーエンジェル』、リクニス『プライベート
ヘブン』、ブラキカム~ホワイト~、ムルチコーレ『ムーン
ライト』を連れていってくださった。1週間ほど前の雪が
まだとけていないという、厳しい状況だが、年末連れて
いってくれたギリア・レプタンサは軒下でよく頑張って
くれているという。うれしいご報告だった、お礼申し
上げます。お帰りの際に『ブログ見てますよ』と言って
くれた、なんだかとてもくすぐったくはずかしかった。
ひょっとするとわたしの長い長い記述を見て下さって
いる方は私の思っている以上にいらっしゃる、のかも
しれない。

まだまだ寒い日が続くが、あとひと月もするともう3月だ。
長かったようであっという間の冬だったかもしれない、
私にとっては。今日お客様との会話の中に、こんなに
寒くても植物が少しずつ大きくなってきて動き出してきて
いるように感じられるというお話があった。わたしも同じ
ように感じている。セントーレア『ブラックボール』の芯が
少し伸び出した、セリンセの茎が横に広がり始めた、
温度がかからずロゼット状になっていたムルチコーレも
近日急激に横に伸び出すだろう。ネモフィラやギリア・
レプタンサなどをいつまでもハウスの中に入れておくのは
危険な時期になってくるだろう。

寒さと暖かさが入り乱れるうれしくも錯覚めいた
危険な時期でもある、管理には十分気をつけたい。








| 市場外商品 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT